マンション内覧時のポイント

こんにちは

今回は実際にマンションを見るときのポイントについてお話します。

ネット上の画像や動画により、室内状況や共用部分の様子をあらかじめチェックできるようになりましたが、やはり現地を見るのが一番であり、ネットの情報ではわからない部分もあります。

下記より、項目別にワンポイントアドバイスをお伝えいたします。

ご参考になれば幸いです。

立地
現地マンションにつく前に、物件見学は始まっています。
駅からの距離、高低差、歩道の有無、街の雰囲気、買い物はどこでできるかなど、よく注意をして現地に向かいましょう

外観
マンションの外観も購入判断の重要なファクターです。経年劣化によるキズ等は仕方ありませんが、落書きや故意につけたキズ等はどのような住民がいるのかの判断材料です。落書きを放置している管理会社は考えものです。

エントランス
さて、現地について1番初めに見るのは、マンションのエントランスです。
第一印象として、その雰囲気が好きかどうかで判断されるのが良いと思います。清掃は行き届いているかはもちろん、オートロックや宅配ボックスなどが必要と感じる方はそこもチェックしましょう。

エレベーター
エレベーター内はきれいか、傷などないか
経年劣化によるキズ等は仕方ありませんが、落書きや故意につけたキズ等がある場合は、どのような住民がいるのかの判断材料です。落書きを放置しているような管理会社はお勧めできません。

共用廊下
ものが置かれていないか、窓ガラスがある場合は、ヒビなどがないか
共用部分には基本的に物は置けません。
(管理規約で定められていたり、ポーチ部分は例外などもあります)

玄関扉
玄関扉は共用部分になります。
ある程度の築年数が経っている物件で、玄関扉が交換されている場合は、修繕積立の徴収及び修繕計画が良好であると言えます。

さて、
これからは室内になります。

居室内は専有部分にあたるため、どのようにリフォームをするのかは自由であり、お金をかければ、室内は新築同様に仕上がります。

グレードもピンキリです。簡単に申し上げますと「どうにでもなる」部分ということです。

ですので、今回は設備仕様については触れません。

天井高
建築基準法で居室の天井高は2100mm以上と決められています。
マンションの天井高は2400mmが平均的であり、最近では2500mmが標準となってきました。築年数の経っている物件の場合、2300mm以上あるかどうかを基準にするがよろしいかと思います。

採光(窓)
物件を探す条件で、「日当たりが良い部屋」を上位条件にされる方が多くいらっしゃいます。
全く日が当たらず、真っ暗な部屋が嫌われるのは仕方ないと思いますが、直射日光ガンガンのお部屋は夏場は暑く光熱費もかさみ考えものと思います。

窓の大きさをチェックし、外に建物が迫っていないか、十分な採光が取れるのであれば、南向きにこだわる必要はあまりないように思います。

ちなみにタワーマンションの一番人気の方角は、眺望の良い東向きの部屋であると聞いています。二番人気は眺望の良い北向きのようです。(良い眺望が一番優先されます)

また、玄関扉と同じで窓枠窓サッシも共用部分になります。築年数の経っている物件で、サッシを交換されているマンションは、修繕計画が良好と判断されます。

眺望
バルコニーからの眺望も重要です。
将来にわたって現在の眺望が維持できるのかどうもチェックしましょう。

マンション内覧の際は、立ったままでの眺望をチェックすることが多いと思いますが、リビングでは、ソファーに座った目線、床に座る場合はその目線もチェックしましょう。

電波
携帯電話の電波状況もしっかりチェックしましょう。

騒音やにおい
音やにおいは、かなり個人差がある判断材料です。
慣れることも多い条件ですが、大丈夫かどうか集中してチェックしましょう。

以上のように述べてまいりましたが、

1番大切なのは、直感であると思います。

ご自身で感じる心地よさ、それを尊重するのが1番です。

ご予算等の範囲はあると思いますが、お客様の1番に巡り合うために、精一杯お手伝いをさせていただきますので、ぜひグッドプロパティまで、お問合せください。

※この記事は横浜マンションナビからの転記です
(不動産コラムをこちらのサイトに移行しています)