関帝廟

関帝廟

弊社では月に1度、スタッフ全員で中華街にある関帝廟にお参りに行っています。

祀られているのは、三国志で有名な『関羽』です。

子供のころ、吉川英治先生の全8巻の小説を読んで、関羽の人柄に惹かれたものです。

関羽は、義の人と言われ、約束を守ると言う事をとても大事にした人と言われています。

昨今、人と人との約束事が軽んじられている気がします。

私もこれまで、色々な人を見てきましたが、社長が社員との約束を守らない、上司が部下との約束を守らないなど、立場が下の人間との約束を平気で破る人がたくさんいます。
彼らは、『朝令暮改』と言う言葉を免罪符か何かと勘違いしているかのように、平気で約束を破ります。

しかし、上の立場の人間がそのような行為をしている会社は、社員がお客様や取引先との約束を守らなかったり、お客様に平気で嘘の説明をしたり、都合の悪い事を説明しないでごまかしたりするようになってしまいます。

私も経営者の立場になって、日々変わっていく環境に対応して行く為、朝令暮改が必要な事も理解していますが、それでも、人が人と交わした約束事は真摯に守らなければいけないと考えています。

お客様や取引先との約束を守るのは当然として、社内の人間との約束も大事にする。
月に1度関帝廟にお参りして、私自身襟を正す思いです。